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ふくしま浜街道トレイル②

ふくしま浜街道トレイルは2023年9月30日に開通した福島県新地町からいわき市までの約200kmを1本に繋ぐロングトレイル。

雄大な海を眺めながら、阿武隈山系に育まれた豊かな自然や地域の歴史、文化に触れることができます。また、東日本大震災や原発事故を永く語り継ぎ、見届けていく「伝承の道」でもあります。

当協会の佐藤理事が全行程を数回に分けて歩く、セクショントレッキングを実施。

俳人でもある佐藤理事の一句もお届けします。


 Vol.1の2日目は、岩間公園からいわきマリンタワーのある三崎公園までをトレッキング。

2024年11月19日

Vol.1 Day2

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レポート

07:30 岩間公園 トレッキング開始


岩間防災緑地の立て看板と小浜漁港
岩間防災緑地の立て看板と小浜漁港

08:40 大畑貝塚公園

 昨日とは打って変わり朝の空気は冷たい。吐く息が白く立ちのぼる。冬型の気圧配置に変わり、寒気が東日本を覆ったのだろう。澄み切った青空の下、岩間公園を出発する。小浜漁港を通り過ぎ、大畑貝塚公園へ向かう。小名浜港の石油コンビナートがすぐ前面まで迫り、巨大なタンク群と煙突が視界を占める。その開発の波から故郷の自然を守ろうと、地元住民がこの小高い丘の土地を買い取ったのだという。その経緯を知れば眺めもまた違って見えてくる。展望台に立てば、工業地帯と海とが複雑に入り混じる風景が広がっていた。


大畑貝塚公園展望台と展望台からの景色
大畑貝塚公園展望台と展望台からの景色

10:15 小名浜港

 大畑貝塚公園を下り、石油コンビナート群を過ぎると、小名浜港に出る。市内で最大級の観光施設「いわき・ら・ら・ミュウ」に立ち寄る。ここでは、地元の海産物や名産品が並び、観光バスが列を連ねて駐車していた。


道の駅 いわき・ら・ら・ミュウ
道の駅 いわき・ら・ら・ミュウ

 少し早いがここで昼食を摂る。案内所で喜多方ラーメンのお店を尋ねたところ、「ありません」と素っ気ない返答。代わりに浜通りラーメンを勧められた。食べてみたところ大変旨い。だが、どこか喜多方を思わせる味わいである。会津、中通り、浜通り、それぞれの距離感は、今も微妙に残っているのかもしれない。 

 埠頭の先に大きなガラス張りの建物が陽を浴びて輝いている。水族館「アクアマリンふくしま」だ。その岸壁には海上保安庁の巡視船が静かに係留され、港町らしい風景を形づくっていた。


水族館「アクアマリンふくしま」と海上保安庁の巡視船
水族館「アクアマリンふくしま」と海上保安庁の巡視船

11:15 三崎公園

 小名浜港の北方に小高い岬が突き出している。その先端にあるのが三崎公園である。目当ては、園内に立ついわきマリンタワーだ。晴天で視界も良い。今日は絶好の展望日和である。小名浜港から歩いて30分ほどで到着したが、入口には「本日休館」の表示。月に一度の定休日に当たってしまった。不運としか言いようがない。澄んだ空の下、塔は頑なに閉ざされていた。


三崎公園にあるいわきマリンタワー
三崎公園にあるいわきマリンタワー

 再度、「いわき・ら・ら・ミュウ」に戻る。この向かいにイオンモールが併設されており、その前の停留所からバスで湯本温泉に向かう。湯本温泉は、1300年以上の歴史を持つといわれる古湯だ。せっかくの機会だから入ってみたいと思った。

(いわき湯本温泉は「三箱の御湯」と称され、 伊豫国道後温泉、摂津国有馬温泉と共に 日本の三古泉の一つとされる古湯である)


13:45 湯本駅

 駅前の商店街を歩くと、多くの店がシャッターを下ろしている。昼下がりの通りは静まり返り、往時の賑わいを想像するばかりである。その一角に「みゆきの湯」という日帰り温泉が営業していた。料金も300円と良心的だ。ただし、石鹸、シャンプーは備え付けられていない。湯はやや熱めで、体の芯まで温まった。

湯上り後の一杯、と考えていたが、周辺にはこの時間に開いている店もなく、歩き回るうちに湯冷めしてきた。やむなく電車でいわき駅に戻ることにした。


「みゆきの湯」2025.03.31で営業終了
「みゆきの湯」2025.03.31で営業終了

サンライズインいわき泊



【宿情報】

名称 サンライズインいわき

住所 〒970-8026 福島県いわき市平十五町目20-3

TEL 0246-88-8533

活動記録

活動時間

07:30~13:45

歩行距離

14.3km

​今日の1句
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