【レポート】なべくら高原スノーシュー

なべくら高原森の家は当協会の元常任理事だった加藤則芳氏が構想から整備、運営まで携わった信越トレイルの拠点の一つ。

冬はスノートレッキングのコースがあり、今回は2/23〜24にスノーシューでトレッキングを楽しみました。

1日目は昼から「森の家」の周りで足慣らし。雪の降る幻想的な雰囲気のブナ林の中や農道を歩きました。真っ白な雪原に自由に足跡を刻んだり、思いっきり倒れて雪の表面に人型を作って楽しみました。雪が止むと背後に信越トレイルの山々が見えます。その向こうは新潟。天気の良い日にトレイルから日本海や佐渡島まで見えると書いていたのを思い出し想像してしまいます。そうしているうちに空には青空がぽっかりと空いて明日の好天を知らせていました。


2日目は予想通り朝から青空。「森の家」の小林ガイドの案内で信越トレイルの伸びる関田山脈の手前にある三郷の里山トレッキング。 前日とは違いスノーシューのヒールを上げて雪原を登ります。すぐに何やら動物の足跡が。うさぎでした。次は一直線に伸びるキツネの足跡です。どうやらここでウサギとキツネの追いかけっこがあった様です。ここで動物たちの営みがあることを実感しました。 登っていくとまるで真夏の海岸にいるように眩しい日差しにジリジリと焼かれて汗が吹き出します。例年だとまだブッシュが出ないのに今年は雪が少なくて早くもブッシュが立ち上がり歩きにくくなってきたというお話。傍らの小枝にはウスタビガという蛾の繭が付いていて薄緑色の繭は工芸品のように見えます。また高木のブナの枝にはヤドリギという寄生植物が、まるで鳥の巣のようについていました。ヤドリギの粘性のある実を鳥のヒレンジャクが食べて、未消化の種が粘っこいフンと共に木に付着しさらにヤドリギが増えるそう。そんな自然観察をしながら、あっという間に丘の上につきました。

スコップで雪の中に足を置くスペースを作って、のんびり鍋倉山や飯山盆地や木島平スキー場、野沢温泉スキー場を眺めながら昼休憩。その後はいい斜面を見つけると飼料袋を再利用した即席ゾリで滑降しながら下りました。

里山の集落の近くに下りると雪解け水が小川を賑やかに流れて春がきたことを告げていました。 三郷のスノートレッキングはお天気に恵まれ思いっきり自然と戯れた1日となりました。





2月23日〜24日 なべくら高原 三郷スノートレッキング

[文・西岡(参事)]

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