【レポート】梅林と富士山をめでる「曽我丘陵」

梅林と富士山を愛でるというタイトルでしたが、暖冬で梅の見頃はとうにすぎ。あいにくの曇り空でわずかに山頂を覗かせてくれた富士山にありがたさを感じながらのハイキングとなりました。 歌舞伎や謡曲にもある日本三大仇討の一つに数えられる鎌倉時代の曾我兄弟の仇討ち事件。兄弟が父を殺された後に母に連れられて再嫁したのが、この地の領主の曽我祐信だったのです。はるか昔に起きた事件の背景に思いを巡らせながら曾我丘陵と名のつくミカン山の農道と曽我原を歩きました。 道端にはホトケノザ、ヒメオドリコソウ、スミレ、アケビの花がら、桜、ボケ、木蓮、明日葉 などなど沢山の草花が春の訪れを感じさせてくれました。思い思いに花に足を止めてそぞろに歩きます。時折、急坂になったり緩くなったり。うっすら汗ばむ、いい繰り返しでした。 下山地の曽我原の宗我神社のけやき(欅、槻)の大木には立派なヤドリギが付いていて印象的。最後の瑞雲寺ではタイマー仕掛けの鐘楼に時代の変化を感じたところで、H氏が手動で鐘をひと撞き「ご〜ん」と鳴らしてハイクの終了を知らせてくれました。 和やかな時間を過ごして、コロナの自粛ムードで鈍った体を蘇らせた一日となりました。



2020年3月7日 曽我丘陵

[文・西岡(参事)]

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