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新・アパラチアン・トレイルの旅
PENTAXで綴る
アパラチアン・トレイル3500Kmの旅
アパラチアン・トレイルとは
アメリカ合衆国東部の南はアラバマ州 から北はカナダ、ラブラドール地方まで延々と横たわる アパラチア山脈。その山中、ジョージア州からメイン州まで14の州をまたぎ、3500キロに及ぶ超ロングトレイル。一挙に歩き きるには、5ヶ月から半年かかる。ヨ ーロッパ系アメリカ人の心の故郷とも 言われるこの山脈の、このロングトレ イルに挑戦することが、アメリカのバ ックパッカーの大きな夢となっている。
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2007年09月14日

胎動するロングトレイル

湖西山画.jpg
湖西山画(中央分水嶺高島トレイル)

毎度、お久しぶりです。
一ヶ月以上、沈んでいたわけではありません。じつは、政治大好き人間のぼくは(大学では国際政治学を専攻していました)、7月末の参議院選挙以降の政治状況にあまりにも夢中になりすぎ、しかも、ここにきてのどんでん返しという、なんとも情けなくも、しかし、活況的な政局に、心躍る日々を送っているところです。まあ、今後どのようになるか、政治というものは、昨日一日の出来事からもわかるように、日替わりでひっくり返る可能性を秘めたもので、簡単には読み取れない難しさはあるものの、だからこそ、国際情勢もふくめた、国民意識もふくめた政局分析の面白さがあるのです。
7月の参議院選挙の結果は、これは日本の革命的な出来事です。これでようやく日本も、先進国の仲間入りができる可能性が生まれてきました。本当の民主主義への第一歩がはじまったところでしょう。
本来は、社会問題、政治問題についてのぼくなりの考えをこのブログで書けば、毎日、いくらでも書きたいテーマがあるのですが、それは敢えてしないようにしています。

ロングトレイルの風潮が全国で高まっています。ピークを目指すことのみが山岳文化を築いてきた日本にあって、高さばかりではなく、距離を歩くことによって自然と文化と歴史をつなぐというロングトレイルの魅力を紹介しようと、力を注いできたぼくにとって、とても嬉しい流れになってきました。
先週は台風9号のさなか、北海道の帯広でロングトレイルシンポジウムがひらかれ、講演をしてきました。十勝というアウトドアフィールドとしては申し分のない自然財産を利用した本格的なロングトレイルを検討しようと地元の関係者と北海道開発局とが主催した会合でした。
この流れは、北海道に限らず、さまざまなエリアで起こっています。年末から年始にかけても、滋賀県高島市、八ヶ岳、札幌、浅間山麓など、あるいは、東京でも「歩く」をテーマにした講演会からオファーを受けています。これほどの広がりを見せてきたロングトレイルの胎動に、正直、驚いてもいます。
お知らせです。
ぼくが当初からかかわっている信越トレイルの今年度の大きなイヴェントが10月にあります。「加藤則芳と歩く錦秋の信越トレイル5日間」という、全行程50キロを歩くというものです。むろん全行程が歩けない方は、セクションを歩くことも可能です。ご興味おありの方は、信越トレイルクラブ、にアクセスし、そちらからお申し込みください。

先々週、琵琶湖の西、いわゆる湖西の中央分水嶺トレイルを4泊5日で歩いてきました。比良山系から北に延びるこの山域は、関西の山好きの人たちの間では人気スポットではあっても、関西以外の人にとっては、ほとんど知られることのない場所でした。
標高1000メートルに満たない山々ではあっても、じつは、北海道から九州まで、日本の背骨として、つまり日本海域と太平洋域とを二分する中央分水嶺が走っているのです。
福井県、滋賀県にまたがる山脈の脊梁部には、古来からのトレイルや地元山岳会関係者たちが切り開いたさまざまなトレイルがあります。
日本全国で行なわれた市長村合併で、2年前に滋賀県側に高島市が誕生しました。その高島市の初代市長である海東氏の音頭で、中央分水嶺を整備し、80キロのロングトレイルを作る作業を今進めています。代表的なケーススタディーとして、信越トレイルを意識したロングトレイルです。わたしがかかわっているもうひとつのNPO日本トレッキング協会を通じて、その全行程を歩くことになったわけです。

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若狭湾を望み、歩く

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幻想ブナの森

日本人としてはじめてエベレスト北壁からの登頂に成功したクライマーとして名高い、そして日本トレッキング協会の常任理事でもある重廣さんといっしょに歩き、そのトレイルの真髄を体感してきました。美しいブナの森、そして、右を見れば若狭湾、左を見れば琵琶湖という中央分水嶺トレイルは、じつに魅力溢れるトレイルでした。ただ、まだまだ問題点も多く、これから改善すべき点やアイディアなどを提言しようと思っているところです。
そのトレイルのオープンを記念する行事、「全国トレイルサミット」が10月27日、28日に行なわれます。
ぼくも基調講演をすることになっています。ご興味おありの方は、以下のサイトをチェックしてみてください。
http://203.140.66.118/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1187253267798&SiteID=0000000000000

投稿者 kato : 16:11
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