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新・アパラチアン・トレイルの旅
PENTAXで綴る
アパラチアン・トレイル3500Kmの旅
アパラチアン・トレイルとは
アメリカ合衆国東部の南はアラバマ州 から北はカナダ、ラブラドール地方まで延々と横たわる アパラチア山脈。その山中、ジョージア州からメイン州まで14の州をまたぎ、3500キロに及ぶ超ロングトレイル。一挙に歩き きるには、5ヶ月から半年かかる。ヨ ーロッパ系アメリカ人の心の故郷とも 言われるこの山脈の、このロングトレ イルに挑戦することが、アメリカのバ ックパッカーの大きな夢となっている。
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2007年08月02日

JMT2007!

Upper Vidette Sunset 2.jpg
Upper Vidette Sunset

ようやく梅雨が明けました。うっとおしい梅雨にうんざりしていた方には申し訳ないことでしたが、ぼくは仲間たちとアメリカのシエラネバダに12日間ほど出かけておりました。恒例のジョン・ミューア・トレイルを
歩く仲間たちとの和気藹々ツアーです。ところが、和気藹々と書きはしたものの、今回も前回と同様に大きなトラブルが起こりました。昨年、仲間のひとりが肺水腫という高山病のなかでも危険度の高い症状に陥り、急遽、国立公園局のヘリで病院に運ばれるという、アクシデントでした。
ところが、今回も、じつは同じことが起こってしまったのです。しかも、同じ人物です。今回は、ジョン・ミューア・トレイル中で最も標高の高い後半のエリアで、標高4017mのフォーレスターパスを越え、アメリカ本土最高峰の4428メートルのマウント・ホイットニーに登高するというものです。しかも、アクセストレイルを含めて110キロの距離を7泊8日で歩くという、かなりの強行軍です。

そのためのトレーニングは積んできました。昨年肺水腫になった彼も富士山登高などでの高度順化トレをこなして再チャレンジしたのですが、結果は、むなしいものでした。
国立公園局のレンジャーには、当然ながらたしなめられました。同じ人物が2度も同じ症状になり、高額な費用がかかるヘリを2度も飛ばすということになったことに対して、彼のシエラでの高山への入域が禁止されました。当然のことです。しかも、アメリカ人ならば、税金を払っているので、無料で乗る権利があります。当然のことです。が、われわれ日本人は税金を払っていないにもかかわらず、彼らは、緊急事態のために2年連続ヘリを飛ばしてくれたのです。「昨年は、激しい雷雨のなか、パイロットは命がけでヘリと飛ばしたのですよ」と、レンジャー。たしかに、よくあれだけの荒天をおかしてやってきてくれたことに対して、ぼくたちは驚いたものでした。感謝しなければなりません。ぼくたちは、みなでお金を出し合ってドネーションをしました。わずかばかりですが、気持ちを表すことにしたのです。
今年のジョン・ミューア・トレイルは、昨年と打って違い、空は連日濃紺のシエラブルー。これはシエラネバダの常態です。さらには、20数回通っているぼくにとってははじめての、ほとんど蚊なしの快適な朝晩。本来、必ず蚊よけネットが必要なこのエリアなのです。
シエラネバダは、どれほど気温が高く、かんかん照りの直射日光の下を歩くにもかかわらず、乾燥しているため、汗をかくことはほとんどありません。
毎回、成田に降り立ったときに感ずる、あのムンムンとした湿気からくるなんともいえない匂いが、まさに日本のこの季節の証です。
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Upper Vidette Sunset2

Kearsarge Lake (1).jpg
Kearsarge Lake

Kearsarge Lake 朝.jpg
Kearsarge Lake Morning

Bullfrog Lake (3).jpg
Bullfrog Lake

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to Forester Pass

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Forester Pass(4017m)

ホイットニー登頂.jpg
We made it to the highest summit(Mt.Whitney4428m) of the USA except Alaska!

さて、ご報告です。昨日(8月1日)、前にご報告させていただいた福音館発行の子供向け雑誌「たくさんのふしぎ」9月号が発刊されました。タイトルは「大きな 巨きな木」。笹沼真人さんにイラストはお願いしましたが、丸ごと一冊ぼくの文と写真です。ぜひ、お読みいただければ、嬉しいです。ちなみに、この雑誌は小学生中高学年向けの内容です。
たくさんのふしぎ9月号「大きな木巨きな木」表紙ブログ用.jpg

これも、以前、ご報告しましたが、先に書いたジョン・ミューア・トレイル仲間ツアーの昨年版を、小学館ビーパル9月号から4回連続の短期連載が始まります。9月号は今月10日発売です。お気軽にお読みください。バックパッキングの喜怒哀楽ドラマの合間合間に、ぼくのシエラネバダへの思いやぼくのアウトドア履歴などがわかるような仕組みになっています。
JR東日本の「トランヴェール」8月号も出ました。特集は「国立公園」。東日本の新幹線に乗る機会のある方は、読んでみてくださいね。

最後に、お詫びです。ブログと言えばトラックバックと読者のコメントがその魅力であり、特徴です。ところが、このような仕事をしていると、心痛むようなありもしない誹謗中傷が必ず寄せられるものです。ということで、コメントははじめからはずしていました。トラックバックは可能にしていましたが、1年ほど前から、さまざま業者がブログ読者を当て込んで、物売りや情報提供の場として利用するようになってきました。そのうちに、圧倒的多数がそのような場として利用されるようになってしまいました。あげく、真面目に、好意的にトラックバックしようとする方々が、腰をひいてしまうような状況になりました。
それに追い討ちをかけるように、管理会社から、トラックバックに多数のスパムがもぐりこんでいる旨の通知がありました。
書き手、読者相互のコミュニケーションが魅力のブログなのですが、このような状況をなくすために、トラックバックシステムもはずすことになりました。結局は一方通行のメディアになってしまいましたが、どうか、事情をお汲みおきくださって、これからも、飽きずに立ち寄ってください(とはいえ、なかなかリニューアルしない怠け者のわたしです)。

Nabe at the summit of Whitney.jpg

投稿者 kato : 15:06
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