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新・アパラチアン・トレイルの旅
PENTAXで綴る
アパラチアン・トレイル3500Kmの旅
アパラチアン・トレイルとは
アメリカ合衆国東部の南はアラバマ州 から北はカナダ、ラブラドール地方まで延々と横たわる アパラチア山脈。その山中、ジョージア州からメイン州まで14の州をまたぎ、3500キロに及ぶ超ロングトレイル。一挙に歩き きるには、5ヶ月から半年かかる。ヨ ーロッパ系アメリカ人の心の故郷とも 言われるこの山脈の、このロングトレ イルに挑戦することが、アメリカのバ ックパッカーの大きな夢となっている。
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2007年05月05日

西表島縦走

オヒルギ(マングローブ).jpg
浦内川のオヒルギ(マングローブの一種類)

照葉樹林.jpg
西表島の亜熱帯雨林

亜熱帯の森.jpg
こんな密林デス

一本の木にあらゆる植物がからみ着生し共存している.jpg
一本の木にあらゆる植物がからみ着生し共存する

3月、4月と、けっこうあちこちでかけているのに、なにも書かず45日。こんなにサボってしまいました。いつもいつも言い訳ばかりで、ごめんなさい。
ゴールデンウィーク直前に西表島を友人でクライマーの田口克己さんとふたりで縦走してきました。ぼくにとっては2回目の縦走ですが、彼ははじめてです。島の北東から南西にかけて、亜熱帯ジャングルの縦走です。浦内川からフェリーで20分ほど遡り、そこからスタート。マリュードの滝、カンピレーの滝を経由して、浦内川の源流部まで歩き、分水嶺を越えると仲間川水系。最後は8キロの林道歩きで大浦の集落に抜けます。クワズイモ、オオタニワタリなど、観葉植物としておなじみの植物やヒカゲヘゴ、サキシマスオウ、アダンなどの亜熱帯特有の木々が繁茂する密林を、小さなアップダウンをいやというほど繰り返します。途中、テントで一泊します。

一般の登山とはまったく趣きの違った山歩き。どちらかというと、登山というよりは探検行のイメージです。ぼくはこんな旅が大好きです。でも、クライマーとして、岩登りや冬山の突き抜けた荘厳な景観を楽しむ田口さんにとっては、結構辛かったようです。亜熱帯の密林歩きのため、湿気との勝負。汗だくだくになり、さらに、ヒルの大群が待っています。
亜熱帯の森の、夜の生き物たちの饗宴は、ヤエヤマホタルの乱舞にはじまり、鳥、虫、動物たちの声が飛び交い、”すさまじい”という表現が大げさではないほどに、すさまじいものでした。

密林の夜は南方系の鳥や虫や獣の声が一晩中錯綜していました.jpg
森閑という表現は、亜熱帯の密林では通用しない

ヒルに10ヶ所以上、血を吸われた.jpg
ヒルに10ヶ所以上食いつかれ、血を吸われた

ぼくがはじめて本格的にロングトレールを歩いたのは1971年にニューギニア探検をしたとき。熱帯雨林を200キロ。一週間かけて歩き、4ヶ月ほど原住民の集落に滞在。帰りも同じ距離を歩いてもどるという経験。これが、ぼくのすべての原点です。
西表島の密林はニューギニアと比べれば、ずっと楽なコースですが、それでも、日本で唯一と言っていいジャングル歩きが堪能できる、お奨めのコース。ただ、雨の後など、何度も渡渉する川は増水し、さらには、濡れた岩がとても滑りやすく、それなりの危険が伴います。あ、そうそう、それ以上に緊張するのは、サキシマハブが生息していることです。登り下りには両手を使わねばならない個所が多く、その都度、岩陰などにハブが潜んでいないか、確認しながら歩かねばなりません。

サキシマスオウの板根をまたぐ田口さん.jpg
サキシマスオウの板根に阻まれるながら歩く田口さん

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ヒカゲヘゴ

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オオタニワタリ

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クワズイモ

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サキシマツツジ

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幻の花といわれ、南国の山の奥の奥にしか咲かないセイシカ(聖紫花)の花がひっそりと落ちていた

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コンロンカ(崑崙花)

ぼくは樹木や花が好きな上、蝶が大好きです。小学校高学年のころから、ひとりで捕虫網を持って奥秩父や奥多摩の山を駆け巡ったほどなのです。ぼくにとっての沖縄列島の、とりわけ西表島の最大の魅力は、蝶です。この地方特有の蝶がたくさん生息しています。
ただ、蝶はなかなか写真が撮れません。じっくりと、それのみを目的にすれば撮れるのでしょうが、今回は縦走目的ということで、あまりいい写真が撮れませんでした。イシガキチョウの群れが水辺で吸水していたのですが、近づくと逃げられてしまいました。ぼくの最も好きなアオスジアゲハも撮るチャンスを逃しました。

カバマダラ.jpg
カバマダラ

アサギマダラ.jpg
アサギマダラ

オオゴマダラ.jpg
オオゴマダラ

クロアゲハ.jpg
クロアゲハ

投稿者 kato : 16:42
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