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新・アパラチアン・トレイルの旅
PENTAXで綴る
アパラチアン・トレイル3500Kmの旅
アパラチアン・トレイルとは
アメリカ合衆国東部の南はアラバマ州 から北はカナダ、ラブラドール地方まで延々と横たわる アパラチア山脈。その山中、ジョージア州からメイン州まで14の州をまたぎ、3500キロに及ぶ超ロングトレイル。一挙に歩き きるには、5ヶ月から半年かかる。ヨ ーロッパ系アメリカ人の心の故郷とも 言われるこの山脈の、このロングトレ イルに挑戦することが、アメリカのバ ックパッカーの大きな夢となっている。
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2006年05月08日

風そよぎ光みつる

若葉戯え.jpg

丹沢に行ってきました。久しぶりの丹沢です。
階段状の急登が延々とつづき、その厳しさゆえ、いつのころかバカ尾根と呼ばれるようになった大倉尾根です。塔ノ岳へと伸びるこの尾根歩きは2度目。
山歩きを生業としているぼくにとって、階段歩きは大の苦手。散々山を歩き、登り馴れているはずのぼくが、駅の階段にはいつも辟易します。階段状の登りは、人それぞれの歩幅やペースを無視し、人工的に作られた登り。だからこそ、だれもが苦しみます。
にもかかわらずぼくは、駅にエスカレーターがあろうが、エレベーターがあろうが、敢えて階段を使い、日頃の足,膝の筋力トレーニングを忘れません。しかも今、住んでいる横浜のマンションは、駅から10分ほど緩やかな坂を登り、最後の極めとして120段の石段を登ったところにあります。この石段があってこそ、ぼくはこの場所を選びました。歳を重ね、重ねるごとに体力、筋力の衰えを実感するぼくの、危機意識のあらわれです。
そのぼくにとっても、大倉尾根はバカ尾根です。連休ということもあって、たくさんの人が歩いています。大方はお年寄りです。この厳しい尾根をよくがんばって歩いているなぁ、と感心します。
標高差は約1200メートル。歩き始めの風景は、すでに初夏の色。卯の花が道脇を飾ります。登るにつれて、緑は薄く、淡くなり、ヤマザクラ、フジザクラ、ミヤマザクラが歩く苦しさを癒してくれます。
山頂が近づくと、麓の初夏がうそのように、まだそこは冬枯れの色。登るにつれて季節が変移します。これがこの季節の、山登りの楽しさ、豊かさでもあります。
山頂をくだり、鍋割山に向かいます。鍋割山へ至り、二俣へと下るこのコースは、ブナを含めた豊かな植生の森を貫く、美しい尾根道です。紅葉もすばらしいけれど、やはり若葉の季節が勝ります。
新緑のこの季節は、四季それぞれを遊ぶぼくの、おそらく最も好きな季節です。風そよぎ、光り踊り、若葉戯れる山歩きは、自然界のシステム、輪廻転生そのものを身近に感じさせてくれます。その摂理になじむ和みは、時代や社会の姿への不信に沈みがちなぼくの心を立ち直らせてくれます。光り射し、風薫り、命蘇る季節です。
4月末にアップした、あまりにも暗い前回の写真から一転して、望遠レンズで狙った丹沢の目覚めショットをいくつかご紹介しましょう。
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イトマキイタヤカエデ

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オニイタヤカエデ
リョウブ.jpg
リョウブ

リョウブー2.jpg
もうひとつ、リョウブ

投稿者 kato : 01:54
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