またまた、スノーシュー
先週末(2月19日、20日)の2日間、またまた森の家に出かけました。前回の豪雪の興奮がまだ冷めやらぬ中、それ以上の積雪を期待して出かけたのですが、残念ながら、その後、雨が降ったり、晴れ間が出たりと、少し積雪は減り、雪もしまっていました。
今回は、このブログのインフォメーションでもご紹介しておいたスノーシュー・イヴェントでした。19日は日本に現在輸入されているスノーシュー5社の製品が勢ぞろい、その試乗会が行なわれました。そのすべてのクライアントが参加してのイヴェントははじめてのこと。さらに名古屋のクライアントからは、カナダ,アラスカのトラディッショナルな木製スノーシューも展示されました。これは、ぼく自身、もう25年も前から使っていたホワイト・アッシュ(白トネリコの木)をフレームに使った、実に姿の美しいスノーシューで、これこそが、ぼくをこの世界にひきこんだものなのです。

ぼくの大好きな、トラディッショナル・スノーシュー
それぞれの製品は、それぞれに特徴があり、それを履き比べ、3メートルもの積雪の森の家周辺を試乗したお客さんからは、たいへんな好評を得たようです。
夕方からは、「加藤則芳講演会」が1時間ほど行なわれ、スノーシューを使った雪の楽しみ方や冬という季節の楽しみ方などを、スライド写真を交えながらおしゃべりしました。
翌、20日は、当初、関田山脈の脊梁部にある信越トレイルを歩く予定をしていたのですが、あまりにも積雪が多く、天候も不安定ということで、羽広山集落の里山を歩くことになりました。

雪に埋まる日本の冬景色ー羽広山集落
参加者は20歳代から70歳代までの60名。その3分の2が初心者。前回仲間たちと歩いた同じコースでしたが、あの時と比べて雪がしまり、ほとんどラッセルをしなくてすみ、初心者ばかりにもかかわらず、ほぼ倍のスピードで登っていきました。途中、他のインストラクターたちといっしょに、冬や雪や、木々や動物など、自然との遊び方、自然の驚きや気配などの話をしながら、和やかに進んでいきます。
小雪の舞うスタートだったのが、登るにつれ、青空が覗き、雲のひいた山腹には霧氷まであらわれ、歓声が沸きあがります。

ウサギになった

20歳も、70歳も、みな、こどものように走った
お昼を食べ、目的地のブナの美林近辺で、青空の下、眼の前に姿をあらわした霧氷を手に取り、写真に撮っているその瞬間に、やおら突風が吹き、いきなり吹雪きになってしまいました。5分前に歩いた人々のトレースは吹雪きで吹き飛び、あたりはホワイトアウトの状態。
これこそが冬山の恐ろしさなんですよ、とお話をしながら下ります。そして、またもや崖。
これを飛び降りて見せると、はじめてスノーシューを履いた方々が次々と真似をして飛び降り、すべり落ちます。雪原の50メートル競争。70歳代の方も含めてみな、喜びを身体いっぱいに表現して走り、転げ、もう、みな子供です。
「楽しかったー!! スノーシューがこんなに楽しいものだとは、お話だけだったらわからなかった!」
みな、ほんとうに心からスノーシューいイングを満喫して帰っていきました。

