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新・アパラチアン・トレイルの旅
PENTAXで綴る
アパラチアン・トレイル3500Kmの旅
アパラチアン・トレイルとは
アメリカ合衆国東部の南はアラバマ州 から北はカナダ、ラブラドール地方まで延々と横たわる アパラチア山脈。その山中、ジョージア州からメイン州まで14の州をまたぎ、3500キロに及ぶ超ロングトレイル。一挙に歩き きるには、5ヶ月から半年かかる。ヨ ーロッパ系アメリカ人の心の故郷とも 言われるこの山脈の、このロングトレ イルに挑戦することが、アメリカのバ ックパッカーの大きな夢となっている。
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2005年02月07日

豪雪スノーシュー

この週末、毎冬恒例となったJMTCスノーシューイヴェントに行ってきました。JMTCとはジョン・ミューア・トレイル・クラブの略で、そんな名前がついてはいても、山やアウトドア活動をほとんどやったことのない人からベテランまでがわたしのまわりに集まってできたグループです。ただみな、可能性ある者もない者も、ジョン・ミューア・トレイルに憧れ、一度は歩いてみたいという共通の夢は持っています。でも、ま、別名、堕落隊という名があるように、酒好き、無駄話好き、冗談好き、自然好きの、自由気ままな集まりです。
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豪雪に埋まる森の家コテージ

フィールドは、かつては北八ケ岳でしたが、昨年から北信濃の鍋倉高原になり、森の家がその基地です。
テレビ,新聞を賑わしている大雪情報ですが、その豪雪の極めつけが、じつはこのエリアです。新潟との境に位置する飯山地方は昔から豪雪地帯として知られ、わたし自身、子供のころから毎冬,新聞でロータリー車が飯山線の豪雪を撒き散らしながら走っている様子を見て、ああ、あんなところに行ってみたいなぁ、などと、地元の人々の雪との奮闘ぶりなど思いもかけずに憧れていたところです。
今年はなんと18年ぶりの豪雪。森の家のコテージ群が積雪3メートルを超える雪のなかに、埋もれていました。ここ数年、冬だけでも、数えきれないほどに森の家を訪れたわたしですが、この風景は今年がはじめて。少年のころから思い描いていた豪雪の飯山を、はじめて体験することができ、雪かきに追われるスタッフを横目にみながら、懐かしさと嬉しさとで、うっとりと夢見心地で、まるで「かまくら」のようなコテージ群を眺めていました。
でも、こんな風景は18年前までは、普通の風景だったのです。地球を思えば、降るべき時に降るべきところに降るべきなのです。地元の人々の心を想いながらも、やはり、そう思います。
今年の参加者は子供もふくめて17人。あまりにもの積雪に、予定していた稜線への往復は断念。稜線付近はおそらく7,8メートルの積雪です。なおかつこの冬一番の大寒波によって一週間以上降り続いている雪に埋もれて、近くに到達することすら、ほとんどありえない状況ということで、いつも付き合ってくれる名ガイド、森の家スタッフの渡辺君と相談して、楽なコースに変更しました。
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歩く

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走る

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飛ぶ

雪は降り続き、ときおり吹雪が視界を遮断します。はじめからラッセルの連続。これほどの豪雪のなか、しかも降り続き、積もり続ける新雪のなかをスノーシューで歩くことは、わたしでさえほとんどはじめての経験。経験のないメンバーにとって、これは過酷かつ稀有、貴重な体験です。全員が順番に先頭を歩き、いかにラッセルが過酷な労働かを身を持って体験してもらうことにしました。膝上から股のあたりまでの雪の中を泳ぐように歩く先頭は、後ろを歩く人の十倍の労働、そして辛さです。逆に、標高がさほど高くなく、湿った雪のため、5番目あたりから後ろは、前の連中によって踏み固められたトレースを難なく歩くことができます。
登るにつれ、積雪は4メートル、5メートルと増えていきます。ラッセルはますますきつくなります。予定していたブナの美林に到達することができずに、スノーテーブルを作り、吹雪の中、昼食。帰りは、恒例の走り、飛び、回転。雪が深いぶん飛んでも跳ねても安全なのが、ここの魅力。スノーシュー体験初めての人も子供も、みな雪煙をあげ,気勢をあげ、飛び、走ります。
昼は降り続く雪に打たれ、ころがり埋まり雪まみれ、夜はコテージで、料理名人として名をはせるメンバーたちが作った絶妙の鍋料理に舌鼓を打ち、酒まみれになり、皆、満面に溢れる笑みを浮かべ、陽気に無邪気に遊んだ2泊3日でした。

投稿者 kato : 12:01
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